このブログにはメールフォームが設置してあるのですが、
ときたまそちらからメールを送っていただけることがあります。

もちろんこのサイト自体が医療用ウィッグに特化した内容なので、その類の内容である場合がほとんどです。

今年の春ごろにいただいたメールなのですが、とても良いお話しでしたので、
ご本人の了解を得て、内容をご紹介させていただきます。

 

メールを送ってくれたのは、まだ若いA子さん、25歳の元保育士さんです。
短大を卒業して憧れの幼稚園の先生になったA子さんが身体の異変を感じたのは、
働き出して3年目の夏のことでした。

検査の結果子宮頸がんと診断され、放射線と抗がん剤の治療を開始することになり、
最初はしばらくの間、休職ということにしていたのですが、
結局心身の不調から一度退職して、治療に専念することになったそうです。

この頃は体調が悪いことも手伝って、とにかく気持ちが底で何もかもが嫌になって、
これからも元気に暮らしていくために治療しているはずなのに、生きていること自体がつらくなったそうです。

さらに元々ロングのストレートヘアだったのに、
ショートヘアにしてまもなく、治療の副作用としての脱毛という事実も、気持ちの落ち込みの原因となりました。

 

ところが、一度退院して自宅で静養していた時期に、A子さんにあるお誘いがありました。

というのも、退職した年に受け持っていた園児たちが卒業する時期になり、
園長先生から「ぜひ卒園式に出席してもらえないか、子どもたちがとても喜ぶので」というお話があったそうです。
体調と相談して、くれぐれも無理しないようにとの言葉を添えてもらっていたA子さんは、とても悩みました。

退院してからもほとんど外出もせず家で引きこもっていたため、
普段は帽子やスカーフを着用していました。
まだちゃんとしたウィッグを用意していなかったそうです。

一日だけとはいえ、たくさんの来賓や先生、園児の親後さんたちも大勢来られます。
何より久しぶりに会う何も知らない子どもたちには、元気な姿を見せたい、との思いから、
セレモニーのときにも使えるようなウィッグを用意することを決意されました。

その頃、ネットで検索していて
偶然こちらのサイトを見つけました、とのことでした。

その時にちょっとした相談を受けたので、その後何回かメールでのやりとりをしました。

 

長らく外出もしてこられなかったということで、
とりあえず、通販のみで試着が完了するメーカーや、
気分の良い日を見つけて、治療を受けられている病院で紹介されたメーカーにもいくつか出向いて、
結果、卒園式にも無事出席されたそうです。

何より、晴れやかで華やかな場に行けたことで、気持ちがぐっと上向いたご様子がうかがえました。

 

医療用ウィッグを用意される方の事情は様々です。
私はメールの返信をさせていただく場合は、いつも、
あなたの毎日を明るくしてくれるものを是非とも選んでください、と書かせてもらっています。

ほんと、究極はそれですよね。
きれいになってどうぞ人生を楽しんでください。

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